【カメラ遍歴を振り返る】知れば知るほど楽しいストロボの世界
- 2020.01.21
- カメラ遍歴 撮影機材
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こんにちは!編集者にゃおきです。
私のカメラ遍歴を振り返る投稿も早3回目。沼と言いつつ、浅くカメラにはまってきた私という人間を少しずつご理解いただけているかと思います。
↓↓↓下記が過去の振り返りです。
Olympusという運命のカメラと出合い、カメラ関連の出費が激減した私ですが、だんだんにはまっていったのがストロボ撮影でした。
暗所できれいに撮れないOlympus
語弊がある見出しですが、『EM-1 MarkⅡ』はお世辞にも暗所に強いとは言い難いカメラでした。レンズも通しでF4.0のものでしたし、いくら手振れ補正が強いと言っても、被写体が動いたら止めようがありません。
Olympusのカメラは仕事でも使うことが多く、イベントなど暗い会場で撮影することもしばしば。そうなると、ストロボを使う技術が必要と感じるようになったのです。
ちなみにCanonを使っていた頃も、純正のクリップオンストロボを使って簡単な撮影はしていました。しかし、TTL頼りでろくに設定も知らず、失敗写真を量産することも多かったです。(TTLの意味もいまいちわかっていませんでした。浅いカメラ好きです笑)
とはいえ、当時の私は結婚したばかりで、カメラアイテムを買う余裕はあまりありませんでした。Canon時代に独身貴族で、ちょこちょこレンズを買えられた時代が懐かしく思えました。ストロボもけっこう高いですからね。純正で機能的に満足なものを買おうと思うと7〜8万かかるイメージでした。
中華ストロボという最良の選択
ストロボがほしい、ストロボを覚えたい‥思いながらもお金を捻出できない悶々とした日々。そんな私が見つけた一筋の光明が中華ストロボでした。
ある日、例のごとく「ストロボ」というキーワードでGoogle検索をしていると、中国メーカーのストロボを紹介する記事を発見しました。最初は中国か……とあまり良く思っていませんでしたが、そこで発見したメーカー名をAmazonで検索するとそこには驚きのスペックが記載されていました。
たとえば、当時私が購入したGodoxというメーカーの『TT685』というクリップオンストロボは、“ガイドナンバー60”で“マルチ発光対応”といった性能が表記されていました。細かいことはわからないながらも、それを見て、“純正の最上級機と変わらないじゃん?”と感じた私。しかも、値段は10000円台の前半……。無線送信機がついても20000円しないという驚きの低価格でした。
資金難でストロボの購入を諦めかけていた私にとっては、まさに神の啓示。(言い過ぎか?)中国メーカーという点に一抹の不安を感じつつも、気づいたらAmazonをポチッとしていました。
普通に高性能! コスパ最強のストロボを手に入れた
さすがのAmazonで、瞬く間にGodox『TT685』が私の手元へ。開封して触った第一印象もなかなか悪くない感じ。(むしろいい感じ!!)すぐさま愛機『OM-D EM-1 MarkⅡ』に装着してみました。
とりあえず適当に露出を合わせて、家のテーブルを撮ってみましたが、しっかり発光してくれました。中国メーカーに感じた一抹の不安は杞憂に終わったようです(笑)ガイドナンバー60のしっかりした光量で、以前使っていたCanonの純正クリップオンよりも、むしろ使い勝手がよい印象。
ただし、なかなか大きいストロボだったため、ミラーレス機の『Em-1 markⅡ』に装着するとなかなかにアンバランス……。タテ位置で撮るときなどは、ストロボを左手で支える感じになりましたが、まあ、これは慣れかな…と。
続けて、無線送信機の『X1T』を試してみました。初めてのオフカメラでのストロボ発光はなかなか快適でした。楽しくなって、家にあるいろいろなものを撮影してみましたが、オフカメラは新しい世界をカメラ好きに与えてくれますね。Amazonで合わせた買ったアンブレラやライトスタンドで使うと、自分が全知全能の神になった気分です。(本当はできないことが超いっぱいあるけど、喜びがそれを凌駕した状態(笑))
初めてのストロボについて、つい長々話してしまいましたが、細かいレビューはまた後日としましょう。
そんなこんなで、暗所に弱いOlympusという愛機を持ったことで、ストロボを使った調光にはまっていったわけです。とはいえ、プライベートでストロボを機会は決して多くないので、しばらく最初に購入したGodoxのセットで満足していたわけですが、次第に雑誌を作る上で撮影することも増えてきました。
そうなると、もっと光量の大きいストロボがほしい、それも最低2灯…とか考えだすわけです。
『AD200pro』を買ったけど…
ストロボにもしっかり沼が待っていますね。悩んだ末に私は、Amazonのセールで安くなっていた『AD200pro』というコンパクトだけど大光量なストロボを買うことになります。とりあえず1灯だけ買ったものの、2灯あればよりきれいに撮れるはず…という悩みを増大させることになりました。
なんだか、レビューだか、遍歴を語る記事なのか、よくわからなくなってきましたが、そんな感じで現在、ストロボに絶賛はまり中です(笑)ストロボの楽しみを覚えたことで、Profotoのバッテリーストロボ気になる…というストロボ沼に足を踏み入れてしまいました。
あれば楽しいのは目に見えてるけど、プライベートな撮影で、そんな大きくて高機能なストロボを使うシーンってほぼないんですよね…。もういっそのこと、腹を決めて、カメラマンを目指そうか……などと考えることもありますが、ストロボを買うために、カメラマンになるとか、頭おかしいですよね…(笑)
とはいえ、ストロボってなんか楽しいんですよね。ライティングをした写真にしかできない独自の世界が作り出せる感じで。動きを出したり、勢いを表現したり…ストロボの光という要素が加わることでできることが増えるし、考えるのがより楽しくなる。本当、カメラって奥が深いですよね。
自己流の撮影ではありますが、今後の更新で、ストロボのセッティングや設定もご紹介できればと思います。けっこう、語り出すと長くなりそうですね。
そんな感じで、ここ1年くらいがストロボにはまった年でした。マニュアルのクリップオンや先ほどご紹介した『AD200pro』を買い足し、ライトスタンドやボックスも手に入れました。まだ、仕事でしか使っておらず、作例をお出しできないので心苦しいですが、このブログで使うアイキャッチなどを撮影し、作例をお見せできればと思います。
さて、ストロボにはまった私のカメラ遍歴ですが、次回が直近の出来事のご紹介になります。
これも、Olympusの抱える欠点から生まれた不満を解消すべく、考えた結果なのですが、とある違ったメーカーのカメラに興味が出てきたお話です。
長々と自分のことを話してしまいましたが、あと1回、私のカメラ遍歴のご紹介にお付き合いいただけたら幸いです。
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