【外出自粛中】今まで手を出さなかったレタッチが面白い!

外出自粛中にやっておきたいことを考えた
こんにちは! 編集者にゃおきです。
ついに7都府県で緊急事態宣言が発出されましたね。私は東京に在住していますので、当然ながら不要不急の外出を控えています。会社のほうも、基本テレワークとしてくれたので、感染リスクを下げつつ、業務をすることができています。
編集という仕事は、取材以外は基本デスクワークですので、在宅でもけっこう作業することがあります。しかし、このような状況下で新規の取材が激減しているため、ふとした時に空き時間ができてしまいます。
いつもは仕事に追われて、平日は自由な時間がまったくなかったのですが、不幸中の幸いで、今はけっこう時間が作れそうです。せっかくだから何か勉強したいものだ…ということで、カメラ好きとしては知っておきたいレタッチについて調べてみようと思いました!
今までレタッチを避けてきた理由
実をいうと、今までレタッチというものをあまり良く思っていませんでした。カメラの基本は、“撮って出し”という信念がありましたし、現場で臨機応変に対応することが楽しかったからです。
それゆえに今年の初めに富士フィルムの『X-T30』を買ったわけですし、その信念も今は変わっていません。
しかし、仕事でたまに撮影をこなした際に、「もっと肌色きれいにしたい」とか、「なんか寒い色になっちゃったな」と感じることが多く、必要最低限のレタッチの技術は持っておくべきかと密かに考えていたのです。
とはいえ、レタッチってけっこうハードル高いんですよね。スペックの高いPCは絶対必要だし、PhotoshopやCaptureOneといったソフトもけっこう高価。時間ができたら考えてみよう…と結論を先送りにしていましたが、あれ? 今、時間あるな…となったわけです。そこでいろいろ調べてみました。
『iPad pro』がレタッチでけっこう使える!
スペックの高いPCが必要問題は、実はすでに解決策を考えていました。2017年のモデルですが、私は仕事で『iPad pro10.5』と『Apple pencil』を使っていましたので、たぶんこれらを使えばなんとかなるだろうと思っていたのです。
実際、調べて見ると『iPad』を使ったレタッチの方法はけっこう見つかりました。プロレベルでも使えるアプリもあるようで、いろいろ考えて、今回はiOS版のAdobe『Lightroom』を使ってみることにしました。心配していたコストについても、月額550円でいろいろ使えるようになるみたいで、すぐさま登録しました。(無料でかなり多くの機能が使えるようです)
思った以上に面白いぞ! レタッチ

準備ができたところで、とりあえずレタッチしてみましょう! とはいえ、RAWで撮影したデータはあまりなかったので、前に撮った適当な写真を使って、いろいろ調整をしてみます。
まずは「露出補正」でちょうどいい明るさを選び、続いて、色味を調整していきます。「コントラスト」や「ハイライト」、「シャドウ」といった部分を、どんな影響が出るのかを見ながら、自分的に心地よく見える色味にしていきます。
するとどうでしょう。みるみる、ただ暗いだけの夕日の写真が、ドラマチックな夕焼けの街並みに変貌していきます。レタッチすごい…とちょっと感動しました。

調整の選択肢がありすぎて、もはや何が正解か全くわかりませんが、レタッチできると失敗写真が失敗じゃなくなりますね。いや~おそろべし。

夜の写真をレタッチしてみる

レタッチの楽しさに目覚めたところで、今度はもっと暗い夜の写真を調整してみました。

元画像よりはよくなった気がしますが、先の夕焼けほどの感動はないですかね? まあ、そもそも構図から失敗したと思っている写真だから、ある意味しょうがないですが…。
とはいえ、イルミネーションは露出や色味をその場で調整するのがかなり難しいですし、あとから調整した方がいい雰囲気は出せるかもしれませんね。
余談ですが、どちらも同じRAWデータからレタッチして現像していますが、この夜の写真については現像後のデータがかなり小さくなっていました。アプリの設定上は「最大のサイズ」になっているので、特にリサイズはしていないはずですが、調整をいろいろやり過ぎたということですかね? レタッチは面白いですが、正直まだまだわからないことだらけです(笑)
レタッチは覚えておいて損はない
始めたてで偉そうにいうことではないですが…(笑)iPadを使ったレタッチは覚えておいて損はないですね。インスタ映えを狙って簡単な調整をすることもできますし、慣れれば、仕事で人物を撮影したときに肌色の調整などしたいと思いました。
ただ、普段の趣味の撮影では必要以上にレタッチに頼りたくないな、というのが本音です。コツをつかんだら、あらゆる写真が劇的なものにできる可能性があると思いますが、写真を「撮る」というより、「作る」作業になってしまう気がします。それを否定するつもりはありませんが、やっぱりカメラはよい趣味で、撮ることを楽しみたいですからね。
とりあえず、この自粛の1か月は、レタッチができる男を目指して勉強しようと思います!
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